カーリースでも車庫証明は必要なの?取得方法について解説します!

車庫証明は、車の保管場所を証明する書類です。

新車・中古車にかかわらず、車を所有した際に必要な書類であり、カーリース契約では必要な書類となります。

しかし、初めて車を持つ方にとっては、車庫証明とはどのような書類なのか、どこで取得するのかなどイメージが難しいと思います。

車庫証明の取得はカーリース会社に任せることもできますが、代行費用が発生するデメリットがあります。

自分で申請できるのであれば、無駄なコストは削減したいですよね。

そこで、この記事では車庫証明の申請方法について詳しく解説していきます。

自分で車庫証明を申請して、無駄なコストを削減しましょう!


記事のポイント
・カーリースでも車庫証明は必要
・車庫証明の申請先は警察署
・車庫証明の取得まで日数がかかることに注意

車庫証明とは?

車庫証明の正式名称は、「自動車保管場所証明書」と言います。

名前の通り、車の保管場所を証明するための書類で、車の所有者全員が交付しなければなりません。

加えて、車庫証明を申請するには、自動車の保管場所が自宅から直線で2km以内にあることと定められています。

そのため、自宅から2km以内のところで駐車場が確保できるか判断した上でカーリース契約を結ぶようにしましょう。

次項では、車庫証明を自分で取得する方法について詳しく説明します。

車庫証明を発行してもらうには?

車庫証明を発行してもらうには、自動車の保管場所を管轄する警察署へ行き、申請の手続きを行う必要があります。

車庫証明を申請してから発行するまで時間がかかります。

カーリース契約では車庫証明が必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。

車庫証明の申請に必要な書類

車庫証明の申請には、自動車保管場所証明申請書に加え、駐車場が自分のものであることを明らかにする保管場所使用権原疎明書面、保管場所の所在図(手書き可能)などが必要となります。

車庫証明に必要な申請書類は、警察署から用紙をもらうか、自動車の保管場所を管轄している都道府県警察のHPからダウンロードすることができます。

申請書には車のメーカーや型式、車体番号等を記入する欄があります。

そのため、カーリース会社から車検証をもらい、見ながら記入することでスムーズに進むでしょう。

車庫証明に必要な書類を以下にまとめましたのでチェックしてみてください。

<必要書類>
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所標章交付申請書 (車庫証明書を交付されたことを示すステッカーの申請書)
・保管場所の所在図や配置図 (手書きで記載)
・保管場所使用権原疎明書面 (駐車場の所有者が自分であると明らかにする書類)
※戸建て住宅など自分所有の駐車場を使用する場合
・保管場所使用承諾証明書 (賃貸住宅などの駐車場を借りていることを明らかにする書類)
※マンションなど借りている駐車場を使用する場合

車庫証明の申請手順

必要書類を準備し、記入が終われば、自動車を保管する場所を管轄する警察署へ必要書類を提出し、車庫証明の申請をしましょう。

書類提出の際には、保管場所証明申請手数料と保管場所標章交付手数料として¥2,500程度の収入印紙が必要となります。

収入印紙は、警察署で購入できるため、事前に郵便局などで準備する必要はありません。

なお、車庫証明の申請後に、警察署の担当者が申請場所が駐車場として使用できるのかの現地調査が入ります。

そのため、駐車場となる場所に倉庫などモノがある場合は片付けるなどして、駐車場として機能できる状況にしておきましょう。

車庫証明の発行までかかる時間

車庫証明の申請書を提出してから発行するまでは約3〜7日程度かかります。

カーリース契約には車庫証明が必要なため、車庫証明がないために契約が遅れるといったことがないように、あらかじめ申請しておきましょう。

車庫証明の受け取りは、申請した警察署で受け取るか、郵送で受け取るかどちらかになります。

しかし、郵送で受け取る場合は、別途手数料がかかるためおすすめしません。

無駄な費用を削減するためにも車庫証明は警察署で受け取るようにしましょう。

車庫証明の受け取り後

保管場所標章シール

車庫証明を警察署から受け取った後は、車庫証明をカーリース会社に提出しましょう。

カーリース契約の際に車庫証明がないと、契約が結べないからです。

さらに、車庫証明を警察署から受け取ると同時に、保管場所標章のステッカーが交付されます。

ステッカーは車の後方ガラスに貼ることが義務付けられているため、貼る位置には注意してください。

万が一、保管場所標章のステッカーを紛失してしまった場合は、再交付の申請が必要となります。

その際には再発行の手数料がかかるため、無くさないようにしましょう。

まとめ

ここまで車庫証明についての流れを解説してきました。

カーリースであっても車庫証明は必要であり、特に初めて車を持つ際には何が必要なのか分からず不安になりますよね。

車庫証明の取得は、分からない方が多いこともあり、カーリース会社に車庫証明の取得を依頼することも可能です。

代行手数料が発生してしまいますが、面倒な手続きを任せたい方はカーリース会社に相談してみるのも良いでしょう!

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